ボクシングでやらない方がいいこと3選 ーその1:パンチを見ようとするー

実戦のボクシングの中では、場合によってはむしろやらない方が闘いやすくなる場合があります。

そんなついやってしまいがちだけど、やらない方がいいことを3選ご紹介します。

皆さんのボクシングのトレーニングに役立てていただけたらと思います。

目次

やらない方がいいこと3選

  1. パンチを見ようとする
  2. 一発目を当てようとする
  3. 絶対にパンチをもらってはいけないと考える

では、それぞれについて解説していきたいと思います。

パンチを見ようとする

ボクシングは当然殴られると言う恐怖があるので、パンチを見ようとするのは自然なことです。でも実はこれをしようとすると、ボクシングはやりにくくなってしまいます。

そもそもパンチは見えない

どうしてパンチを見ようとするといけないのか。それは、そもそもパンチは見えないんです。ボクサーのパンチは動体視力よりも速く到達すると言われています。目では捉えられない、つまり見えないということです。稀にとても調子が良くて、見えるような気になる時もあるものです。しかし、それはたまたまです。普通は見えないと考えた方が確実です。

見ようとすると反応が鈍る

見えないものを見ようとすると、そこに注意が偏り反応が遅くなります。つまり見ると言うこと自体に注意がいってしまい、動くことの反応が鈍るのです。パンチをもらわないために大事な事は、見ようとすることではなくて、相手がいつ打ってくるかを知ることです。「パンチをもらいたく無い、見なきゃ見なきゃ」と言うマインドは、どうやったらパンチが見えるようになるかという思考になってしまいます。でも先述の通りパンチは見えないんです。なので、「パンチはそもそも見えない」と言うマインドであれば、「どうやってパンチをもらわないようにするか」と言う、一つ進んだ思考になるのです。

パンチを見ようとすることよりも、もらわないことが大事

先述のとおり、パンチをもらわないために必要な事はパンチを見ることではなく、「相手がいつ・どこでパンチを打ってくるか」ということを考え「当たる確率を減らす」ことです。その具体的な内容は後ほど「その3」で解説しますが、まずは発想を変えることが大切です。

まとめ

試合の映像などで、選手の動きをよく見てみてください。パン選手の多くは、相手のパンチが出るよりも先に動いています。見るより先に動いた方がパンチはもらいにくいと言うお話です。

次回は、「一発目を当てようとする」ことをなぜやらない方がいいのか、解説したいと思います。

よかったらまた読んでみてください☆

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