ボクシングでやらない方がいいこと3選 ーその2:一発目を当てようとするー

前回に引き続き、やらない方がボクシングが楽になる事を解説します。

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一発目を当てようとする

相手と対峙した際に思い切って繰り出す最初の一撃。でもいきなり売って当たる確率はかなり低いです。ほぼ99%当たらないと言っても過言ではありません。ではその1%に全力をかけると、そのリスクは非常に大きく、空振りすれば当然反撃を受けます。

一発目はなぜリスクが高いのか

なぜ壱発目が当たりにくいのかと言うと、当然、相手は警戒しており、打って出る側よりも待つ側の方が相手を見ることができるので、迎え打つ側の方が対処はしやすいのです。しかも相手に打って出ると言うのは怖さもあります。そうなると当然力味振りは大きくな、さらに当たる確率が下がます。

当てないと思えば力みは軽くなる

ならば、当たらないと思って打てば力む必要は無いので(空振っても)次の動きがしやすくなります。空振ったら、当然相手はそこを狙って打ってきます。それが予めわかっているなら、ディフェンスすればいいだけです。力まずスムーズにディフェンスに移行できれば、次はチャンスが来ます。

空振りの後にはチャンスが来る

相手が当たる距離と言うのは自分も当たる距離なのです。つまり相手の懐に入ることができるのです。そうしたら当たる確率は格段に上がります。つまり一発目を空振り相手にパンチを打たせ、スムーズにディフェンスに移り、そして当たる距離に入る。それから本命のパンチを繰り出すようにすればいいのです。

パンチというのは当てようとすると、必ず力むものです。当たると確信のないパンチを当てに行くのは大変リスクがあります。だから(当たりにくい)遠い距離にいる時、どうやって当てるかを考えるよりも、どうやって当たる距離に入るかを考えた方が結果としてパンチが当たる確率が上がるのです。

ただ、このテクニックは打ち終わりのディフェンスが必須になります。打ったら頭を振る!を意識してトレーニングしてみてください!

次回は「絶対にパンチをもらってはいけないと考える」ことをなぜやらない方がいいのか解説します。

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